ハロー IoT!「SORACOM & myThingsを使ったハンズオンセミナー in 大阪」
「SORACOM & myThingsを使ったハンズオンセミナー in 大阪」に参加してきました。
目的
ラズパイに興味があったものの、ゴールがない課題に取り組む心の余裕が無かったので、
このハンズオンという他力本願でドアを開けてもらおうと。
あーあの店ね。うんうんあるよ。連れて行ってもらった事あるよ。的なアレ。
目標
- ラズパイ→SORACOM→myThings→Twitter「Hello IoT!」とつぶやく
- やってる事の理解。もう一回、自分でもできるくらい。
SORACOMで繋げるのを他力本願で教えてもらう日。 (@ Yahoo! JAPAN Osaka branch.) https://t.co/bJkawVgQHn
— ひとのみち (@hitonomichi) 2015, 12月 6
まずはSORACOMを知る
定刻きっかりにスタート。
まずはSORACOM江木さんのお話。
SORACOMとはなんぞや。
接続方法として3G/LTEが向いてる。ただし、高い。
なので、既存のやり方を変えた。
MVNOはL2卸っていうキャリアとの契約。
SORACOMも同じL2卸契約。
ただ、専用線引いてSORACOMにつないでる。
つまり、モノがクラウドに直結している。
モノ向けのモバイル通信サービスとなっている。
良いところ。
- SIMを買ってモノに挿す
- Webからコントロール
- APIで自動でもできる
自分で変更できる
MVNOになった気分で
速度、料金プランなど、自分で変更できる!
Webで変更できる項目
- セッション状態、速度
- 停止・解約
- タグ付け
- グループ
APIもある。
Webでできること+APIしかできないことがある。
APIで業務に組み込めるのがいいところ!
トリガーを決めて自動化できる。
リファレンスはこちら。
API リファレンス | SORACOM Developers
プラン
プランが幾つかある。
主な用途がテキストをちょろっとおくるくらいなので低速でも十分。
32kbps ~ 2MBbpsで用意されている。
ランニングコスト
一日10円 1ヶ月で300円。 2G2000円くらい。
イベントハンドラーの設定
ルールとアクションを指定できる。
AWSのLamda(ラムダ)をよびだすもできる!
導入事例
SORACOM Beam
SORACOM Beamっていう管理サービスがある。
できること
- 暗号化
- 認証
- サーバ変更
- プロトコル変更
Q&A
Q.SIMを内蔵して送りたいけど悪用が心配。
アクセス先を縛るなんてできるのか?
A.カスタムDNSでやるのが良い(記憶あやふや)
Q.こちらからSIMにVPN張れる?
A.直接VPNは張れない。IPは動的なので。
はいお疲れ様でした。
全体像をざくっと把握。
説明がとてもわかりやすかったです。
ハンズオン
ここからはアドベン吉田さんのハンズオン。
ラズパイや通信させる何かやsimやらはセッティング済み。
スイッチオンオフだけすればいい様になってました。
ここまでやるだけで多分3日はかかることうけあいです!
まずはSORACOMのコンソール画面をさわる。
なるほど、速度や有効無効変えれる。
自由や!
続いて電子工作。
手順書通りに作っていく。
線を棒と穴に挿していく。
GP-1AO(適当)の様なモビルスーツの型番みたいな名前の付いた端子に、
有線サイコミュの様な線を繋いでいきます。
ハンマハンマもこうやって出来たのかと納得しながら進めます。
もたもた進めて〜記念すべきLチカ!
さてさて、ここからは実際に繋ぐ課題に。
これを目指して作業!
ラズパイ→SORACOM→myThings→Twitter「Hello IoT!」とつぶやく
が、うまくいかん。タイムアップ!
どうやら後から聞くとIPアドレスの設定が漏れていたらしい。
む、無念。
myThingsとIDCFの繋ぎ方が何となく知れたので良しとしましょう。。
これをもとに実習しました。
簡単にRaspberry PiでSORACOM Airを使う(FS01BU USBモデムを用いて自動接続)
打ち上げ
帰りにちょっと梅田の裏参道へ。
IoTおじさんふたりの話をふんふんと言って聞いてました。
その人の体調を過去データから自動で判断し、
体調が悪いと判断されたら自動で冷蔵庫からネギを出し刻むという
IoTを駆使したソリューションを構想しているとの事。
すごい。
尚、ネギをセットするのは手動です。
感想
今回はドアを開けて世界を覗かせてもらいました。
やった事がある、大事なことだと思います。
同時に意味のない事でもあります。
正直、まだ何に使うのかアイディアはないです。
実現したいことの手段として考えてるわけじゃないのでSORACOMの魅力もまだちゃんと響いてこないレベル。
どこかで可能性の一つとして頭に持っておけたら良いなというレベル。
SORACOMにしても、製品として中に入れて世に出すにはなかなかハードルが高そう。
センサーと線繋いで終わり、じゃないから。
自分の中では、「アプリ+何か」というのに希望を持っていて、そっち方面に進めていきたいです。
iBeaconなんかのBLEなんかもそう。
仕事になる様、アンテナ立てて、実践もしていこうと思います。
初めてのハンズオン、目標達成はできなかったけど、楽しかったしためになりました!
新しい世界を覗いて楽しかった。ありがとうございました! #soramything
— ひとのみち (@hitonomichi) 2015, 12月 6