iOS Developers カンファレンス 関西のメモ
iOS Developers カンファレンス 関西に参加してきました。
メモ程度ですが残します。
iOS Developers カンファレンス 関西
2012/8/18(土)
阪急梅田オフィスタワー30階
1、「シニア向けアプリのUIを考える」
アプリル株式会社 金谷武士さん(@Takeshi_applil)
シニア向けアプリのUIについてのお話。
アイコンの意味がわからない。
階層の深いものはだめ。
編集モードが理解できない。
スワイプ動作がわからない。
など、一般ユーザとは少し考え方を変えた方が良い。
壊れるんちゃうかという不安。
試してみるというのがない。
詳しい説明書が用意するのが良いのではないか。
一番大事な事はコレ。
「ゴーグルチャームでウォウウォウできるか」。
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お話のされ方も見事で面白かったです。
2、「GameSaladで楽々ゲーム作り」
株式会社ドラプロ 代表取締役 福西真奈さん(@dorapro_mana)
ゲーム作成ツール「GameSalad」を使って、ライブコーディング。
マウス操作のみでiOS、Androidアプリ作れるとのこと。
http://gamesalad.comよりGETできます。
無料!
ライブコーディングの模様は、
ほぼほぼマウスで選択、ドラッグアンドドロップで作っていく。
おさるの表示、左右の操作、落ちてくるバナナと石の表示から動き、当たり判定、効果音を
GUIツールの様に組み立てて行く。
早っ!
モック作成に最適。
受託では使えないでしょうとのこと。
できないことが多いので。
画像、BGMとか素材が用意されていて、3分クッキング的なライブコーディングでした。
3、「広告の最適化」
株式会社スタジオノモス 福井章平さん (@tinpay)
無料アプリの広告についてのお話。
無料アプリのマネタイズは広告。
広告の種類は3種類。
インプレッション課金
一回表示で0.5円くらい入る
クリック課金
クリックすると5~12円ほど入る
リワード広告
成功報酬。
どれが良いかは、正直やってみるしかない。
しかも収益はかなりの変動がある。
単価が下がったり、表示率が下がったり。
そこで良い物がある。
複数のアドネットワークを一元管理して最も収益の高い広告を表示させる。
RTB
入札形式で高い業者の広告が表示される。
これ最高ですやん!
SSP、RTBを使って高い収益を狙おう!
正直、初耳ですがそれは内緒。
4、「CoronaSDK Ambassadorになったわけ」
calmdesign 小野哲生さん (@calm__design)
CoronaSDKのご紹介。
ゲームに最適。
少し有料。
Luaっていう言語。
興味はあるが・・今はやるつもりなし。
でも興味はある・・。
やっぱゲーム作りたいし。
5、「iOS UIフルスクラッチ」
スタジオシン 北村真二さん (@studioshin)
iOSのカスタムUIパーツを作る方法についてのお話。
UIViewのサブクラスとしてつくる。
何かを選択させるUIを作る
今日は数値を選択させるスライダーバー。
クラス本体UiVierwのサブクラス
ごりごり書いてる。
Blocksはやっぱやるべき。
6、「初めての Titanium」
タンデムシステムズ株式会社 代表取締役 橋本雄さん (@m_hash)
InstagramみたいなUIを作る。
7、「SmartEverにおけるアプリ高速化の工夫と課題」
瀬藤誠さん (@setoh2000)
軽さを最優先に開発したEvernoteクライアント – SmartEverの製作時に工夫した点や課題についてのお話。
高速化のツボとしては、遅い処理はバックグラウンドで、ということ。
NSOperationでのバックグラウンド処理
GCD+Blocksを使う。
そして、
「目標は高く!」
8、「UnityによるiPhoneアプリ開発」
夏木雅規さん (@3156)
Unityのお話。
勉強不足でよく理解できなかった。。
9、「iOS画像加工のススメ」
OneWorld株式会社 代表取締役 北野剛史さん (@kitano_ow)
OpenGL ES、CoreImage、vImageなどのキーワードが出てきました。
画像編集ソフトでよく見られるセピア調にしてみたりの仕組みのお話でした。
たくさんの計算があって自分には少し敷居が高い・・・。
10、「エンタープライズiOSの最新動向」
株式会社フィードテイラー 代表取締役 大石裕一さん (@oishi)
企業の千台規模のiPad導入が相次ぐ中、
これまでのネックであったことがもうすぐ解決しそう!
まず一つ目はこれ。
VPP。「Volume Purchase Program」の略。
http://www.apple.com/education/volume-purchase-program/
企業におけるアプリのまとめ買いが可能になる。
AppStoreのアプリを自社のiPad1000台に導入したい場合なんかに威力を発揮する。
これまでは、
①iPadごとにAppleIDをとって、それごとに決裁。
→めんどくさい!情シスはこんなのしたくない。
②AppleID一つで全員で共有。アプリ1個買えばそれをiPad全部にインストールすれば有料でも安く管理も簡単。
例えば85円のアプリを1000台に導入しても85円。
→企業でこれやると黒に近いグレーな運用。企業としてはこんなことしたくない。
これを解決するのがVPP!
会社用のAppleIDを共有して料金は一括してiPad数分支払う。
→管理も楽。運用方法としても正当。情シスはこんなの待ってた!
VPPは企業として申し込み。DUNS Numberが必要。
専用のウェブサイトから買う。
購入履歴も見れる。
情シスさん、お待たせってな仕組み。
ということは、自分の作ったアプリが企業に一括購入されてがっぽり!もありえる。
ここ目指してアプリ作る人も絶対出てくる。
そして二つ目はこれ。
iOS6から変更されるAccessibilityで実現されること。
http://www.apple.com/accessibility/
ホームボタンを無効化して一つのアプリしか動かないようになる(でしょう)。
そのアプリ専用機になる(でしょう)。
今までiPadは専用端末としては使えなかったけどiOS6からはできるようになる(でしょう)。
組み込み端末に全面戦争を挑んだAppleって事。
iPadは既製品なので手に入り易い、品質も保証されている。
なんといってもわざわざ開発しなくても良いからコスト面でも導入がし易い。
機能的にも大画面、入力、ネット回線、音、他も。
もう申し分ないでしょう。
専用端末屋さん、組み込み業界には脅威ですね。
今回も興味深いお話でした。
11、「WEBとネイティブのハイブリッドアプリの勘所」
サイバーエージェント 川畑雄補さん(@ku_suke)
速さのネイティブ。
メンテナンスし易さのHTML。
AppStoreの審査もネイティブメインじゃないと通りにくい。
頻繁に更新するような、お知らせとかイベント告知のページにはHTMLがおすすめ。
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勉強会に出るのって、単純に知識向上ってはもちろんあるのだけれど、
人との出会いが嬉しいですね。
ツイッターで知ってる人と話できたし、
名前だけ聞いた事がある人にも出会えたし。
これからも一生懸命やろうと思えた良い一日でした。