Road to WWDC2014「帰ってきたからまとめたよ」
終了
WWDC2014も無事終わり、初めて体験したこの今の感覚を残しておきます。
私の場合をモデルケースとして書いているのでその辺りはそれぞれご考慮ください。
気候
雨は一回も降らず。
基本快晴。
からっとしていて汗かかない。
日差しは強く一日外にいると焼ける。
日陰はぐっと涼しいというか、冷える。
治安
あちこちに物乞いの人、叫んでる人、話しかけてきて金くれへん?て言う人などいろんな人がいます。
車のクラクションはしょっちゅうだし14歳くらいの女性同士の流血ケンカも見ました。
まーそういう習慣、文化と言えばそれまでですが。
運良く事件に巻き込まれる事はなかったですが、日本にいる感覚だとダメ。
昼間は特に警戒しすぎなくても大丈夫と思いますが。。
服装
私の場合はセッションに通う時はいつもこれでした。半袖Tシャツ+長袖シャツ。
ただし、初日Keynoteに並ぶ際に上着必須。
朝方の一番冷える時間で、長袖インナー+長袖シャツ+春物ジャケット+WWDCジャケットでちょうどいい感じでした。
逆にそれ以降はジャケット不要なのであまり持っていかないように。
常に半袖の方がいらっしゃいましたが、寒いと思います。寒いと思います。
下着類は半分持っていって中日に洗濯してしのぎました。
交通
交通機関はたくさんあるのでどこに行くにも(行くのは)困らないでしょう。
- Uber
- BART(地下鉄)
- Caltrain(カルトレイン)
- muniバス、muniメトロ
- ケーブルカー
運賃の払い方が馴染みがなかったりしますが、誰かがトラブった類いの話は聞かなかったです。
レンタサイクルで観光した方も結構聞きました。
モデルケースとして、私がApple本社へ行ったときの費用。
- 往路
- 復路
- Apple本社(クパチーノ)〜カルトレインの最寄駅Mountain View駅 Uberで$20.0
- カルトレイン Mountain View駅 〜San Francisco駅 $7.0
※Uberは一緒に行った4人で割ったので支払額は1/4。
飛行機
日本からは直行便にするべき!(ってかだいたいみんなそう)
大阪在住なので、関西国際空港ーサンフランシスコ直行便が普通ですが、
私はお金をケチって往復ともに仁川(インチョン・韓国)空港経由でした。
直行便と5時間くらい差がある感じ。
金額にしてだいたい2万円の差だけど、その価値やいかに。
あと、日本の航空会社というだけで安らぎが大きいかも。
Keynoteに並ぶ
AM10:00からのKeynoteにAM3:00から並びました。
7時間も!と私も行く前は思っていましたが、全く苦じゃなかったです。
そこで日本人同士話をしたりして知り合っていって、途中食料配給なんかで盛り上がって、
SNS投稿〜とかやってるとあっという間でしたし、最初に仲良くなれる十分な時間があることはとてもいいと思いました。
椅子を持っていくか悩んでましたが、不要でした。
私はうろうろする性分なので特に不要。
中にはエアーベッドでデカデカと寝てる人もいましたが。
Keynote本番
正直、英語わからないのでジョークとか一緒に笑えませんでした。
英語必須。。
でも雰囲気というか空気というか、会場の異様な熱は感じる事ができたので
これは今後の情熱の糧になりました。
発表内容についてはギズモードなどまとめサイトにお任せするとして、
私の個人的に刺さった項目は以下です。
- HomeKit
- HealthKit
- CloudKit
- Extentions
- Touch ID
席巻する領域をまた広げた!という感覚でした。
外部機器連携は気になるところなので、特にこれらには注目していきます。
セッション
英語必須。
特にスライドが少なめでしゃべりまくるセッションは英語聞き取れなかったら地獄。
私は英語聞き取れないので、時差ぼけも作用して寝落ちしたこと数回。
高い居眠りです・・。
英語がわからない場合はなるべく前に座る事。
そしてスライドガン見で行間を読むこと。
一番大きいPresidioという部屋は人気セッションが多く、後ろに座りがちですが、
実は前まで行けばぽつぽつ空いてます。
私の場合は初日一発目以外はすべて前から3列までに座りました。
コードは特に文字が小さくなりがちなのですが、前に座ればばっちり見えます。
できれば早く並ぶのが王道ですが、遅くなっても前に行く、これ結構いけます。
食事
朝はパン、ドーナツ、ベーグルが並び、飲み物もコーヒー、100%ジュースが提供されます。
昼は、サンドイッチ、トルティーヤ、チキンサラダやビーフサラダもあります。
なので朝昼の最低限の心配はないです。
グルメは朝からコーヒーを飲みに出かけるってものありです。
私は一日だけ外にランチに行きました。
odwallaはなかったけどジュースも美味しかったです。
夜はまちまち。
私の場合は幸せな事に色々なご縁で連日お誘い頂きました。
他の方の話を総合すると
ヘビーなのでステーキ、カニ、チャイナタウンあたりが王道なようです。
ライトなものでハンバーガー。
日本食レストランもわりとあります。
価格帯の目安としては、ハンバーガー+ドリンクで700円くらいと思って頂くと遠くないと思います。
ちょっと日本よりお高いイメージ。
観光
私の感覚ですが近場には目立った観光はないです。
サンフランシスコは基本的に都市ですので、日本の都会と大差ないです。
ググればフィッシャーマンズ・ワーフやゴールデン・ゲート・ブリッジ、チャイナタウン、あとは坂道(?)くらいが出てきますが私はどれもググるまでは知りませんでした。
自由の女神!みたいなわかりやすい目玉スポットはない感じ。
少し足を延ばせばいろいろあるみたいですが。
訪問
サンフランシスコなのでTechなカンパニーの本社がたくさんあります。
それぞれ見学に行かれたのをよく見聞きしました。
一番多いのはなんといってもApple。
他ではYahoo、Facebook、Twitter、Github、etc。
行ったら刺激をもらうこと請け合いなので、予算と時間が許せば訪問したかった。
私はApple本社を訪ね、運良く中にも入れてもらえてラッキーでした。
費用
ざっくりとですが。
- WWDCチケット 160000円
- 航空券 120000円
- ホテル7泊 140000円
これだけで42万円。
あと食費、電車など交通費、レンタルMiFi、合わせて4万円くらい。
純粋な出費だけで46万円くらい。
あとフリーランスなので機会損失を合わせると・・。
(๑¯◡¯๑)
スマイル。
笑顔になる金額が飛んで行きました。
会社補助ありの方々が羨ましい!羨ましすぎる!
また行きたい?
また行きたいかと聞かれたら、また行きたいと答えます。
Keynoteはストリーミング配信されるし、ビデオは翌日に配信されるし、
情報的には日本にいるのとタイムラグが全くない事を確認しました。
確かに与えられる根本の情報は同じなのでしょうが、ライブならではの良さも確認しました。
同じ目的を持った人たちが、まとまった時間、一緒に同じセッションを聞いて
それをもとに自然にディスカッションが始まり、疑問点や予想を立てていく。
情報の精度は高いものになるし、競争している感覚でスピード感もある。
みんなが前向きで必死な状態で、そんな中に5日間丸々いた事がこれからの行動原理に大きな影響を与えてくれたと思っています。
また来年、チケットが当たれば、そして奥様の稟議が降りたら、
ぜひ参加したいと思います。
最後になりましたが準備から会期中もずっとお世話になった
@studioshinさん、@nakiwoさん、本当にありがとうございました。
また、向こうでお世話になった方々、ありがとうございました。
ではまたWWDC2015で。
あー渡辺満里奈もいいねんなー。
ここが迷いどころやった。
けど芳本美代子。
#WWDCの道
— Kazumichi Takahama (@hitonomichi) 2014, 6月 3