「新経済連盟 KANSAI SUMMIT 2016」に参加してみました。
ちょっと背伸びをして「新経済連盟 KANSAI SUMMIT 2016」に参加しました。
jane.or.jp
自分に響いたメモを残しておきます。
誰の発言かは書いていませんが悪しからず。
最前列確保。13:00開始なのでそれまでコーディングしよ。#kansaisummit pic.twitter.com/917A9itNel
— ひとのみち (@hitonomichi) 2016年9月6日
オープニング
新経済連盟はこの3つの促進を掲げてる民間の経済団体です。
- イノベーション(創造と革新)
- アントレプレナーシップ(起業家精神)
- グローバリゼーション(国際的競争力の強化)
つまりは、民間が集まって大きな声にして政治に提言していこうということです。
今、政策提案をしている3つがあります。
- インテリジェント・ハブ化構想
- スマートネイション
- 超観光立国
ここに資料があります。「Japan Ahead」
セッション1 競争と共創 〜FinTechの現場から〜
freee株式会社 佐々木社長
コイニー株式会社 佐俣社長
株式会社マネーフォワード 辻社長
Q.FinTechで生活をする上でどう変わるか、どうなるか
- 一日中入力業務している社員がいた。何度も同じ入力があった。小さいビジネスでは未だに紙が多い。これはIT化できないはずはない。
- AmazonPrimeNowのように、今はものよりもお金のほうがが動くのが遅い。
- 人工知能を使って効率化する。
- 商売でやるべきことだけできるようにしたい。
- 当初のイヤフォンジャック型のカードリーダーは日本人は「なんか怖い」らしく、機械っぽい形になって爆発的に伸びた。
- インバウンド向けにキャッシュレスをすすめる。
経産省に「FinTechな生活」を提言しました。
【提言】経済産業省の会合で、FinTech推進のための政策提言を発表しました
Q.注目しているものは?
- 中国発のWechatに注目。WechatはLINEみたいなもの。中国はすすんでて交通、タクシー、飲食、税金など全部まかなえる。
- Uberがやっぱすごい。
- ケニアがモバイル主導になっていて、モバイルバンキングが進んでいる。
Q.日本にしかないものはないか?
- おサイフケータイが10年前からある。本来海外にもっていくべき
- 日本の個人向けアプリの領域は質が高いしチャンスがあるのではないか。
セッション2「KANSAIの底力と未来」
ジェイコムホールディングス株式会社 岡本社長
akippa株式会社 金谷社長
株式会社フリープラス 須田社長
株式会社ロックオン 岩田社長
フリープラスはインバウンドに特化した会社。 リアルどまんなか。 新今宮にホテルを作った。これこそがイノベーション!
ロックオンはマーケティングロボットカンパニー。 オムライス屋を乗っ取って、いや譲り受けて経営者スタート!
Q.起業を何故考えたのか
- 優秀な人間をあつめて会社を作った。これを残せたら素晴らしいと思って。
- 高校卒業後サッカーコーチしてた。が、かせげない。PL花火のときサンガリアのジュースを買って売ってた。雨降ってきたら傘買って売ってた。自然と商売していたし、自分が商売やったら凄いことになるんじゃないかと思っていた。
Q.関西が本社である事のメリット・デメリットは?
- メリットは坪単価安い。会社環境を整備するにに安い。
- メリットは採用。そろそろ関西に戻りたい人がいて、東京のメガベンチャーから人材がきてくれる。
- デメリットは情報が少ないこと。身近なところで上場するひとがいない。東京へ行ってしまう。起業家が神のように思われる。
- グローバルの視点で見ると、東京だからってめちゃくちゃ評価されている企業なんてひとつもない。日本ブランドでいうと京都や大阪も魅力がある。
- メリットは資金調達元は東京の会社がおおいけど同じように見てくれる。実は大阪にいると少ないから目立つ。
セッション3 新しい社会のインフラを創造する 〜起業から現在までの軌跡〜
楽天株式会社 三木谷社長
株式会社サイバーエージェント 藤田社長
株式会社クラウドワークス 吉田社長
- 図太さが必要。イーロン・マスクと二人でランチした。イーロンはふてぶてしい。自動運転が事故っても動じない。
- いまろくな分野がない。VRも怪しい。学生がアプリを作って起業というものが難しくなっている。
- とにかく集客しておけばあとからお金は付いてくるというのがいまは難しい。きちんとマネタイズできるものが良いと思う。
- FinTich、IoT、シェアリングエコノミーは良いかもしれない。
- シェアリングエコノミーや日本のコンテンツを海外に持っていくものや社会課題解決は興味ある。
最後に一言。
藤田社長:関西に期待している。でも東京で事足りちゃう。特徴がほしい。集積効果とか。やっぱり関西に行かないと、というものを出して欲しい。
三木谷社長:ITハブとして。大きな会社とスタートアップの間が空いてる。府県や市のバックアップも必要。
終了!このあとは懇親会。ありがとうございました。#kansaisummit #新経済連盟
— ひとのみち (@hitonomichi) 2016年9月6日
感想
関西について考えてみました。
関西はポテンシャルがあると思ってるんですよ。
観光資源が豊富で、日本っぽさがたくさんあります。
実際インバウンドも多いしリピーターは東京より大阪の方が多い。
道頓堀のあたりなんて多いレベルじゃなくてほとんどアジア人です。
地震も台風も少ないですし。
梅田では北の方の開発「うめきた2期」が始まってます。
蛇足ですが、出来上がるまで暫定利用もするらしい。
うめきた2期区域の暫定利用を行う事業者を決定しました
健康産業と緑地にするらしいです。新しい駅もできます。
10年以内には概ね終わります。
そうなるとまた周辺も開発が進むはず。
人口が減っていくことが確実なわけだから、闇雲にビルを立てまくって人を詰め込むだけじゃなく、魅力ある都市になって欲しいです。
俺大阪生まれ大阪育ちやねん。ええやろ、とドヤ顔で住みたいわけです。
じゃあ自分はどうするのかというと、今やってる事業をちゃんと動かして経済活動することから。
地道だけどそこから。
個人事業主の自分はちょっと場違いであったかもしれませんが、いつもと違う視点を持つことも面白いし、気付きもたくさんありました。
懇親会では久しぶりと声かけてもらったり、はじめましてだけど知り合いの知り合いだったりで楽しかったです。
三木谷社長や藤田社長が2mの距離にいることもそうそうないことなので素直に嬉しかったです。
名刺交換はこんなんやってますって言えるようになってからにしました。
(写真は撮ってもらえばよかった。。)
また次の機会あれば参加したいと思います。
みんなでうまいことやろうぜサービスやりたいわー。
— ひとのみち (@hitonomichi) 2016年9月6日